徒然なるままに 日くらしパソコンに向ひて 心にうつりゆくよしなし事を そこはかとなく書きつくるブログです(大嘘)

阿婆擦れ女の本懐

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皆様お久しぶりです。怪しい宗教に勧誘されて以来ですね。あれから記事の更新がパタリと止まっていたので、まさかあいつ入信したんじゃないだろうかと要らぬ心配をお掛けしたかもしれません。いつも通りぼんやりしてたら3月になってただけです。すいませんでした。

さてさて。今回無理してカッコつけて漢字で「阿婆擦れ」と題名に入れてますけど「アバズレ」のことです。京都人が「せやけど私、アバズレ女やさかい、、」と前置きした際、その言わんとする意味は「私、厚かましい女だから遠慮とかしないんですけど、ほんとにいいんですか?」のニュアンスです。大方は。

この前、他府県出身の女の子に「え、鈴木さんってアバズレなの!?意外すぎる」と言われ、よくよく問いただしたら普通は「男関係が荒い」とか「不貞なこと」を指すらしいっすね。初耳。私のような深窓の令嬢には縁がなかったお言葉ですわね。オホホホホ

いやお前のどこが令嬢やねん!と、普段の私を知る読者様から総ツッコミを頂きそうな冗談は置いといて。

とにかく私は、世にも稀な「超アバズレ女」ですので、旅行もできることならタダの方がよいし、他人のお金なら尚のこと宜しい。そして今回、満を持して、他人のお金で中国へ!めちゃ嬉しい!これぞまさにアバズレ女の本懐!

今回の訪中は京都府の女子学生の中で、特にSNSに強くて、中国での体験をより多くの人に共有してくれそうな、そんな学生を選抜した4泊5日の西安ツアー。

でも何でワタシ選ばれた?ブログサイトを運営してるから?でもこんな辺境中の辺境サイトですよ?一日の平均アクセス数は一桁ですヨ?後日「見込みよりも拡散力が低かったので」とかいって中国政府に消されやしないだろうか。怖い。

5日間の中国旅行をいつもの調子でグダグタつらつら書くと確実に3万字越えますので今回は何個かの記事に分けてダラダラ書きます。

はぁ!?いや、まとめろよ!どうせ大したこと書かねぇだろ!記事何個にも分けてアクセス数伸ばそうとしてんじゃねぇよコラ。お前ぇのうっすい下心なんぞ、こちとら見え透いてんぞ、オラオラ、なめんじゃねぇよオラ

と一部の口汚い読者様からオラハラを受けるとしても私はこの計画を完遂致す所存であります。うるせぇ、アクセス数悪かったら消されるんだよオラオラ

さてさて次から本編です。前振り長いのはもう慣れてください。いつもすんません

 

1.ビジネスクラスの罠

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関西国際空港から西安咸陽国際空港まで四川航空の直通便に乗る。

チェックインカウンターがまさかのビジネスクラスだったので、みんなそわそわ。「えっ、私ビジネスクラス初めてなんだけど」「中国政府お金持ちー!」なんて声が飛び交う。私も興奮しながら荷物を預けて搭乗券を貰う。

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一番上にエコノミーの文字。

うん、知ってた。空騒ぎしてほんとにごめんね。みんな急に無言になる。

 

2.エコノミーの罠

なんとか保安検査場を通過して搭乗口へ。

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ちょっと天気怪しかったが、問題なく離陸。

座席間隔は狭め。体感30cmあるかないか。

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でもその分、座席下の空間が広くって結構足を伸ばせる。でも4時間のフライト時間を考えると、やっぱり狭いかなぁ。こうやって自費でもないのにグチグチ言うから、また色んな人から睨まれるんですよね。はい、すみませんでした。以後気を付けます。

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しばらくすると機内食が運ばれてくる。これがね、ほんとに美味しくない(舌の根も乾かぬうちに愚痴る)。どうしようもない。

左上のケーキは保健室の消毒液の風味が口一杯に広がるし、白ご飯の右、白身魚の煮付けは甘過ぎる。どうしようもないので、泣く泣くごめんなさいする。

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夕方に西安咸陽国際空港に到着。すぐに喉が乾燥し出して焦る。のど飴なんて持ってきてない。マスクをするも、改善しない。結局、最終日まで喉の乾燥に苦しむことになる。

 

3.ホテルの罠

入国審査も、私の無言の圧に耐えかねたのか、やや苦笑い気味にゲートを開けてくれたので突破。だって知らねぇ単語で捲し立てられても、わかんねぇもん。全部真顔で「(yes)」て答えました。

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空港で現地ガイドの毛さんと合流。山川日本史教科書を空き時間に読んでる勉強家の毛さん。日本語めっちゃ上手。

入国審査カードの滞在先には、旅のしおりに書いてあった通り「紫金山城酒店」と記入したが、毛さん開口一発目から「じゃ、コレから皆サンは、ホテルに向かいますネ。皇城豪門酒店デス。」とか言い出す。

あっれれ~~??おかしいぞぉ(コナン風に)

ホテル、しおりに書いてあるのと違うやんとプチパニック。私のバイブルである「世界の歩き方」で調べると5つ星相当のホテルらしい。紫金山城ホテルが4つ星だったので、謎のグレードアップ。ワロタ。まぁグレードアップならいい。チャイナはそのへん結構アバウト。

 

4.もはや接待の罠

ホテルの前に晩御飯。ドアtoドアで案内されたお店は西安城壁内の「陽光大劇院」。後日調べたら名前の通り、中に劇場があるらしいすね。今回はお食事だけ頂きました。

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めちゃめちゃ豪華絢爛。食事も野菜が多くて美味しい。何よりコカ・コーラが出てきて大はしゃぎ。ツアー参加者のなかで、1回生の私は下っぱなので、コーラガブガブ飲んでるとお姉さん達に白い目で見られる。でも気にしない。写真手前の、一見すると緑の蒟蒻の炒め物、実はレタスの茎らしい。中国人がレタスの茎ばかりを好んで食べるため、品種改良の結果、中国レタスはこんな姿に。

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茎レタス/セルタス(Celtuce)/ステム・レタス(Stem Lettuce)/サンチュ/萵苣筍(ウォ・ヂュ・スン)/萵笋(ウォ・スン)/山クラゲより画像引用

ワサビみたい。でも美味しい。なんかサクサクした食感。

お腹いっぱいになって、またドアtoドアでホテル着。絶対私みたいなぺーぺーが泊まってはいけないような威圧感ある佇まい。もはや接待の域に到達していてドン引き。でも嬉しい。

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部屋も素敵。なぜか部屋には間接照明しかないので、雰囲気が何となくエロい。いや、ムーディーというべきか。でも、おぼこい私の肌には合わず、なんか部屋暗ぇなぁと思ってしまう。色気がない自分に落胆。

 

 

1日目これにて終了。キリがいいので記事もここで一旦終了。

まだまだ続きますので皆さまも覚悟を決めてお付き合いください。次回は兵馬俑と華清池リポートがメインになると思われます。宜しくお願いします。