徒然なるままに 日くらしパソコンに向ひて 心にうつりゆくよしなし事を そこはかとなく書きつくるブログです(大嘘)

疾風怒濤の三日目

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そろそろ読者の皆様も飽きてきたと思いますが、まだまだ続きます。西安ツアー3日目。

みんなに飽きられても記事書かなきゃ中国政府に消されるので仕方がない。アクセス数もなんとか回復。でもまだまだ粛清ライン

皆さまも、どうせ暇なんだったら4クリックぐらいしてからブラウザ閉じてくださいよ。そうじゃないと私死んじゃう。ね、これ約束。よろしくね()

 

1.朝

さて仕切り直して西安ツアー3日目。

朝7時、希望者は城壁近くで太極拳体験が出来る。ブログのネタ収集に余念がない私としては、参加する意欲は確かにあった。でも体が追いつかない。疲労が溜まりすぎた。現地ガイドの毛さんに関西人特有の「行けたら行く」戦法を使い、当然のように寝坊。関西人ルールを知らない毛さんは、どれほど困惑したことだろう。申し訳ないことをした。

9時ごろホテルを出て、 西安外国語大学へ(正しくは西安外事学院でした)。現地の学生と交流する。日本語の授業をご厚意から見学させてもらった。

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なんか難しいことやってる。。思えば切手買う機会なんて、なかなかないなぁ。

その後別室で交流。みんなすごく日本語上手。日本のアニメが人気で、NARUTOクレヨンしんちゃんが特に人気だった。意外。日本のお菓子をつまみながらしばし談笑。

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その後一番偉い人との記念写真をみんなで撮って、記念品交換。白先生がしっかり自分の著作を渡しててワロタ。さすが白氏、抜け目ない。有名な漢詩を優しく紹介してくれる名著ですので、良かったら大学図書館にでもリクエストしてみてください。

『詩境悠遊』 白雪梅/著

詩境悠遊 白雪梅/著 本/雑誌 - Neowing

 

2.昼

その後、大雁塔へ。塔は大慈恩寺の境内に建っている。

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三蔵法師と縁がある、この大雁塔。いつのまにか世界遺産なってるんすね。

なぜ雁?と思って調べると、

名前は、菩薩の化身として雁の群れから地上に落ちて死んだ1羽を、塔を建てて埋葬したことに由来する

Wikipediaより引用

ということらしい。流し読みすると、ふーんと納得しそうになるが、よくよく考えるとなんか変。

仮にも菩薩が地上に墜落するか?衆生を救うためにわざわざ落ちてきたってこと?それなら、またなんで雁の姿を借りたのか。うーん…情報も知識も乏しくてよくわからない。有識の方教えて下さい。

杜甫もここを登ったんだよなぁ…と思いながら見学。大慈恩寺の境内は割と広くって楽しい。

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大雄宝殿の御本尊。おそらく釈尊。記憶あやふやだが、多分、阿弥陀仏ではないはず。

マハーカーシャッパとイケメンのアーナンダらしき脇侍がおられますしね。十中八九、釈尊のはず。(でも自信はない。)

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お釈迦さまの誕生仏もありましたよ。「花まつりのうた」歌いたくなりますね(超身内ネタ)。写真だとわかりにくいが、ちゃんと7歩分、蓮の花が咲いている。かわいい。

 

3.夕方

みんなでチャイナドレスを着て、西安プロモーション会に出席。有難いお話を聞く。

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そろそろ夕飯。本日は餃子宴。

「千古風味華夏美食(千年続く中華のご馳走)」で名高い徳発長さんへ。鐘楼付近にある綺麗な老舗。

野菜餃子やら小籠包、水餃子など、どれも絶品。青島ビールを飲んでるお姉さんたちが羨ましかった。

中国は飲酒自体に年齢制限はなく(購買は18歳以上から)、私があちらで飲酒することは可能だったが、ビビりなので辞退。一応日本の法律に従っておきました。旅先なのに妙な生真面目さを発揮してしまって、いつも後悔するタイプ。一口ぐらい貰えばよかったかな。

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焼き餃子は意外にも日本文化。本場中国では、茹でるか蒸すかの二択。美味しかったです。

 

4.夜

その後、毛さんの案内で回民街を散策。回族イスラム教徒)の情緒漂う繁華街。

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ビャンビャン麺のビャンの字(写真下)難しすぎる。

驚いたのは、客引きが結構強引なこと。もちろん観光客に乱暴する人はいないけど、大声でアピールしたり、追いかけて来たりと、慣れてないと若干怖い。

団体はゆっくり進むので、パッと気になる屋台でスイーツを買って団体に戻ってくる猛者もいたが、私レベルの中国語じゃ難しかろうと思って見てるだけ。ロールアイスや核桃糖(飴菓子)など美味しそうなもの目白押し。

毛さんを軽くパシらせる結果になったが、露店で毛沢東トランプを10元で購入。

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毛沢東の生涯がトランプになった狂気の逸品。これで七並べすると最後壮観でしたよ。

ホテルへ戻るついでに、ちょっと遠回りして南門へ。城壁がライトアップされていてとても綺麗。

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春節の名残で龍のオブジェ。三月末ぐらいまでお祝いするらしい。

23時頃ホテル着。K女史含むお姉さん方とトランプしてたら夜中1時を回る。4人で人狼ゲームもした。初日に狼を見つけないと村の負け、という厳しいルールだったが、だからこそ面白い。

第1戦目で初心者のふりして村を壊滅に追いやったら、第2戦第3戦と「鈴木は信用ならないやつだ」というムードが定着しててワロタ。市民だと言っても相手にしてもらえない。悲しい。まさに身から出た錆。

またみんなでゲームしたい。ホテルでの夜更かしって何であんなに楽しいんでしょうね。

 

 

よし。なんやかんやで三日目完。折り返し地点です。頑張れ私。

次回は青龍寺、碑林博物館などをリポートできたらなと思っております。

おいおい、また寺かよ。こいつ仏教絡むと、途端に記事長くなるから嫌なんだよ。誰が本尊でも変わらねえよ。興味ねえよ。もう飽きたよ。

とお怒りの読者様もいらっしゃるかと思いますので、先に宣言しておきます。次回の記事は長くなります。冗長も冗長。冗長の極み。

何故なら青龍寺、碑林博物館の図録を購入してしまったからであります。王羲之顔真卿の楷書、行書の癖をネチネチ考察したいですね〜。うふふ(変態)

ま、どうなるかは未定ですけどね。読み飛ばしてもいいのでクリックはして下さいね、冒頭での私との約束覚えてますか。一人最低でも4クリックですよ。よろしくお願いしますよ(圧)