徒然なるままに 日くらしパソコンに向ひて 心にうつりゆくよしなし事を そこはかとなく書きつくるブログです(大嘘)

インスタやりたい!(無謀)

f:id:milk-doughnut:20200106011800j:image

伊勢行きましたー🐀

#初詣

#松阪牛

#生意気にもA5食べた

#でも脂きつい

#貧乏舌わろた

#スーパーのやっすい牛肉のほうが好き

 


f:id:milk-doughnut:20200106014601j:imagef:id:milk-doughnut:20200106014445j:image

ご来光!🌞

#伊勢神宮

#赤福の筋はマダムが指でつけてるらしい

#嘘やろと思って自分の人差し指重ねてみた

#ぴったりやった若干引いた

#調べたらゴム手袋して作業してはった

#ちょっと安心した


f:id:milk-doughnut:20200106012227j:image
鈴屋跡!本居宣長記念館は休館日でしたー😞

#元旦だから

#松坂城の一角にあった

#近くに本居宣長神社あった

#宣長を神様として祀ってるらしい

#えっご利益何なんやろと思って調べたら

#学業成就らしい

#そんなイメージない

#盲信暴走とかのほうが良いんじy()



f:id:milk-doughnut:20200106014928j:image

は?

#限界オタクのキモさ爆発ごめんなさい

#堺さんの声を週一で聞ける時代がもうそこまで来てるって話

#7年越しに復活しても全然劣化してないんだよねって話

#心配してた前髪もギリギリセーフ

#ヤバタクスゼイアン

#敵を蔑む目線が好きとか嫌いとか越えてもはや栄養源

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の抱負:インスタやりたい(無謀)

検索>キラキラ女子になるには

模索>将来のビジョン

反則>堺さんの微笑み

すきです~~

 

 

推しが良い。

f:id:milk-doughnut:20191108100851j:image

劇団音芽さんの第20回本公演『ハムレット』見ました!!

良すぎる……度肝を抜かれました…

目についた人全員をディスっていく主人公、爽快。たった今自分で殺した人に向かって「お前の口がこのくらい堅かったら死ななくても済んだのに」とか言う。死後硬直はやすぎ。

後半になればなるほど乱暴になっていく主人公。「女は膝を貸すためにある」とか言いながらオフィーリアを突き飛ばして、ちゃっかり膝枕してもらうところ、みんなニヤニヤしながら見てましたよ…。ふてぶてしい態度をとりながらもちょっと嬉しそうでしたね。爆発しろ

あいさ様(推し)も今回出演されてました。か゛わいいいいいい!ハムレットの学友役。爽やかボーイ。にっこにこで「ハムレット様っ!」とか言ってたのカワイイ。

最後の方は主人公に「王の犬が!」とか罵られてましたが、その悲しそうな顔もまたカワイイっ!(病気)飼い主に怒られてシュンとして耳が折れてる犬みたいな顔してた。

序盤はマジで子犬。ハムレットと再会した時に後ろで尻尾ぶんぶん振ってるの見えたもん。か゛わいいねええ。好きです。今度「CATS」のパロディで「DOGS」やりましょう。全身タイツで踊り狂ってほsy。これ以上は推しに引かれそうなので自粛。

 

掲載写真は劇団音芽さん公式Twitter(@gekidan_otome)からお借りしています。

f:id:milk-doughnut:20191108095912p:image

2019春 東京

f:id:milk-doughnut:20191025094903p:image

5月17日、東京へ。新幹線自由席で駅弁を食すも、あまり箸進まず。窓側に座っておられた上品なマダムが頻繁にお花を摘みに行かれ、それに合わせて立ったり座ったりの運動を十数回繰り返す。そしたら何故か太腿の裏が吊る。しばらく立ち上がれず、マダムに多大なる御迷惑をお掛けする。五体投地して陳謝。

f:id:milk-doughnut:20191025095744j:image

パンダ公には今回も拝謁できず。ぬいぐるみにご挨拶してこれを代わりとする。写真、若干気色悪いが、生まれたてのシャンシャンを再現しているそう。キモさが絶妙の塩梅。

f:id:milk-doughnut:20191025100216j:image

東京国立博物館「東寺展」長蛇の列。実家が東寺の横なのに来た。自分でも何でここまで来たのかよくわからなかった。展示を鑑賞し終えて、人混みから解放され、一息ついてから考えてみても、なんで行ったのかよくわからなかった。なのに気づいたら、図録代を握りしめてレジ向かってた。愚愚愚。後日、東寺境内のお土産ショップで図録が販売されてるのを見つけてheartbreak。愚。

f:id:milk-doughnut:20191025100928j:image

今回の目玉企画でもある帝釈天像撮影コーナーでの戦果。なんと撮れたのこれ一枚限り。馬鹿野郎め!入場料だって安くなかったんだぞ!真面目にやれ!

東京都美術館クリムト展」満喫。ムンク展の5倍はよい。お値段以上、コスパ良し。官能的な作品多く、煩悩滅却し鑑賞する。館内の照明も絨毯もムーディー。クリムト先生の興味が年月を経て、単なる女性美から生命の神秘性に移っていったことがよくわかる展示内容。

f:id:milk-doughnut:20191026152748p:image

生後2ヶ月で逝ってしまった息子の死に顔のスケッチが印象に残る。顔の描きぶりと反比例する布の模写の乱雑さ。死に顔への執着にうっすら狂気を感じて苦笑い。

国立新美術館「ウィーン・モダン展」のために未開の地六本木へ。足震えたよね。どうしよわたし、六本木のドレスコード守れてる?怖い。美術館はとても綺麗。駅直結でアクセスもすこぶるよい。クリムトの作品もかなりの数展示されていて「クリムト展」をよく補う。

f:id:milk-doughnut:20191026132155j:image

撮影可能スペースでの戦果もいい感じ。絵画作品だけでなく、服飾、調度品も展示。当時の華やかな暮らしぶりに心馳せて満喫。地下の飲食スペースでトマトパスタを頂く。座席かなり混雑しており、マダムグループに相席を賜る。お優しい方々だったが、とてもここには書けないようなえげつい内容のお話をなさっておられたので、冷や汗だらだら。盗み聞きするつもりは毛頭ないが聞こえてきてしまう。早々に六本木を辞す。やはりギロッポンは恐ろしいところであった。

続いて静嘉堂文庫へ。曜変天目を見に行く。これにて、いちおう現存する天目茶碗、三碗を制覇。

f:id:milk-doughnut:20191026151645j:image

こう見ると、藤田美術館所蔵の天目茶碗の模様が最も派手。やっぱり素人目には一番綺麗な天目に見える。静嘉堂文庫のは藤田よりもやや控えめで上品なうねり方。これちょっと写真写りいいですね。実物はこんなに光ってなかったです。大徳寺のは渋すぎ。わたしにはまだ早すぎた。

 

ずっと放置してたものを10月になってようやく書く気になりました。その間に成人しました。お酒、美味しいですね。switchも買いました。正倉院展も始まって、本格的に秋になりましたね。。来月からは京都文化財特別公開が始まりますが、バイトクビ(本当にクビ)になったので今回お金ないんですよね。なんとかしないと。。明け方が冷え込みだしたので、皆様も体調気をつけてください。私は今朝から熱っぽいです。原因は昨日寝酒して体温上がったので布団蹴り倒して寝てたからです。お気をつけください。 おしまい

f:id:milk-doughnut:20191026163234p:image

西安ツアー完結篇

f:id:milk-doughnut:20190314232421j:image
「精神的に向上心のない者はばかだ」と言われると、もはや何も言い返せない三日坊主女です。皆さまお変わりないでしょうか。

きっちり三日目で更新が止まり、醜態を皆さまに晒した三日坊主女ですが、心機一転、きちんと己の務めを果たさねばという心持ちで、この辺境に舞い戻ってきた次第であります。ちゃんと「向上心」を持って各方面に噛み付いていきますね(愚)

 

1.石像をばはや飽き果てつ

ついに四日目。五日目は帰国するだけのスケジュールなので、長かった訪中記事もこれで最後。皆さまに呆れられながら始まった、このプロジェクトもなんとか完結しそうです。よかったよかった。

朝、9時頃ホテルを出発してまずはシルクロードの出発点へ。

f:id:milk-doughnut:20190314165730j:image

唐代、開遠門があった場所付近に群像が立つ。顔の彫りが深く、ラクダに乗った西域商人の石像が西向きに設置されており、当時のシルクロードの情景を思い浮かべることが出来る。

開遠門とは何ぞやという疑問を解決するためには、唐代の長安城地図を見れば一目瞭然。

f:id:milk-doughnut:20190314191045p:image

ネット上に散見するゴチャゴチャ情報過多の地図をシンプルにリメイク。結構手間が掛かる。でも読者さまのためを思って(いちいち恩着せがましい)、黙々と色塗り作業。現在の市街地(明代城壁内)はこう見ると案外狭いんですね。市街地から西へ西へ行ったところに開遠門。

エセ正倉院展マニアの私からすれば、ここは出発点であっても終着点ではないのだと声を大にして言いたい。様々な西域由来の物品がここからさらに東の朝鮮へ、さらには日本へ伝わっている。

f:id:milk-doughnut:20190314194619j:image

余談になるが、私の恩師が何年か前の正倉院展で展示されていた﨟蜜(ロウミツ。蜂蜜を丸餅状に固めたもの。薬として使用された。)を「あんパンをペシャンコに潰したような」と形容していたのが、今でも忘れられない。後にも先にも、授業中に我を忘れて吹き出してしまったのはあの時だけである。まさに言い得て妙。

話を戻す。遠い土地に家族を置いて、あれからいくつのオアシス都市を抜けただろう。見渡す限り続く荒涼とした砂漠に心が折れそうになる。互いに励ましあい、互いに夢を語り合いながら見上げた満天の星空は不意に泣いてしまうほど美しかった。遂に長安への入り口、開遠門の前に彼らは立った。込み上げる嬉しさや達成感、仲間への感謝の念を彼らは、聞きなれない異国の言葉で思い思いに叫ぶ。

ーーそんな、遥か昔、確かにこの地を踏んだ様々な人々の活気がひしひしと伝わってくるーーことは特になかったが、まぁ、別に、いい石像だな、と思った(適当)。朝早かったので例のごとく意識朦朧でござる。そして風強くて寒かった。記憶無いっす。てへぺろ

 

2.或日の朝方の事である。

その後青龍寺へ。

f:id:milk-doughnut:20190314195626j:image

青龍寺空海や円仁、円珍など入唐留学僧らゆかりのお寺。前身は隋の文帝まで遡って、582年創建の霊感寺。唐代に現在の青龍寺に改名。どんな理由があったのかは調べてもよくわからず。

建造物は1980年代以降復元の新しいもの。

f:id:milk-doughnut:20190314195733j:image

f:id:milk-doughnut:20190314200315j:image

境内にはギリギリアウトな遊園地がある。某世界企業の目を盗んで開園したその心意気を評価したいが、オブジェが何か不気味。子供には刺激が強すぎるのでは?と心配になる。

f:id:milk-doughnut:20190314200551j:image

恵果和尚と空海

日本、特に香川県が尽力して復興したお寺なので空海のゴリ押しが凄い。

f:id:milk-doughnut:20190314200818j:image

終いには「青龍寺はお遍路さんの0番札所です」とか言い出す。禁じ手を使いやがったな青龍寺め、と思いながらも罠にかかり、御朱印帳を購入。なんと200元。日本の相場の倍ぐらいの値段なので、ぼったくりも甚だしいが、泣く泣く購入。

中国人マダムにお金を渡そうとすると、「この箱に入れろ。青龍寺ではお布施の形をとるから。」的なことを言われる。うん、、、観光客相手にぼったくりながら、そこを気にするなんて逆にいやらしいな、と思いながら指示に従った。100元で図録も購入したが、うん、、、というクオリティ。うん、、、青龍寺、、。

 

3.いづれの御時にか

そのまま北上して興慶宮公園へ。

興慶宮は唐代造営の、玄宗皇帝の治世に政執が行われた場所。安史の乱以降は荒廃の一途を辿るも、1950年代に西安市政府によって整備、観光地化されたらしいっすね。1979年、入唐1200年を記念して公園東南隅に阿倍仲麻呂記念碑が建てられ、日本人観光客に人気のスポットに。にしても、入唐1200年て。悠久の時を感じますね。

記念碑の側面には李白の詩が刻まれ、もう一方の側面には仲麻呂漢詩が刻まれている。和歌「天の原〜」の五言絶句バージョン。漢詩を中国語で聴くと趣があってよい。

f:id:milk-doughnut:20190314203254j:image
f:id:milk-doughnut:20190314203248j:image

お昼ご飯。テーブルに並ぶお魚は鯉。陝西省の料理を出すレストランだが、日本の中華料理屋寄りの味付けでとても美味しい。バーミ○ンとか餃子の○将で慣れた舌には非常によくマッチ。みんなで初めて大皿を空にすることが出来た。

 

4.石死にたまふことなかれ

午後、碑林博物館へ。

石碑が林のように建っていることから碑林の名前がついたらしいが、林どころの騒ぎではない。もはや森、いや山か。論語の石碑もある。

f:id:milk-doughnut:20190314211346j:image

f:id:milk-doughnut:20190314211350p:image

大昔は科挙受験生が、ちょっと前までは観光客が、こぞって拓本を取るので、刻んだ文字が薄くなってしまった。なので今は拓本禁止。

ミュージアムショップで図録を買って、露店で本を漁る。20元に値切って購入した本は翻訳ガバガバで後日爆笑。

f:id:milk-doughnut:20190314230326j:image

人類文化及び歴史の宝庫といえよら」「各時代の風貌を表しこいる」など、中国→日本語の翻訳に苦労する作者の姿がありありと目に浮かぶ。ありがとう、作者。

前に予定してた、王羲之顔真卿の行書、楷書の癖を考察云々は時間足らず、また後日。首を長くして待ってた一部変態読者の皆様には深くお詫びをすると共に、連絡先教えて下さい。変態同士懇意になりたいです(土下座)。

 

5.現地ガイドの毛さんは博学才穎

碑林を辞して、城壁を散策。

f:id:milk-doughnut:20190314213709j:image

自転車で颯爽と移動する毛さん。私がバカみたいに購入した本を、重いデショとか言って預かってくれた。惚れた。

南門から西門まで、約3kmの道のりを延々歩く。つらい。途中で踵をどこかに落とすハプニングに見舞われたが、何とか回収。足を棒にしながらゴール。

f:id:milk-doughnut:20190314221704j:image

早めの晩御飯。今回は火鍋。日本のしゃぶしゃぶと何が違うんだろうという感じ。

 

6.諸行無常の輝きあり

f:id:milk-doughnut:20190314222931j:image
f:id:milk-doughnut:20190314222926j:image
f:id:milk-doughnut:20190314222935j:image

f:id:milk-doughnut:20190314223814j:image

スーパー派手なライトアップがされた大唐芙蓉園へ。唐代の建物を復元したテーマパーク。そんな、インスタ映え間違いなしの風景を前に、私とK女史、えげつないぐらいゴリおを撮影しててワロタ。ほんと何で選ばれたんでしょうね私たち。その後ホテル着。

翌朝、起床は狂気の4:30。8時半ごろ西安を発ち、13時ごろ帰国。関空でお昼ご飯をご馳走になったが、私一人だけ空気を読みきれず「特上うな重」を注文。白先生、明らかに引いてた。K女史は何食わぬ顔で心理戦に勝利してみんなと同じ「うな重」を頼んでやがる。チクショー。でも特上うな重、ぶっ倒れるぐらい美味しかったです。

 

訪中4泊5日これにて完。全体的にまだまだ書きたいことあるので、今後ぼちぼち加筆予定です。

実は初めての海外旅行だったので僅かながら不安もあったが、美魔女の白先生、色男の毛さん、グランドキャニオンの如く深い懐を持つK女史、生意気な私を可愛がって下さったお姉さま方のおかげで、当初の不安などどこ吹く風。楽しい楽しい西安旅行でした。ありがとうございました。ダラダラ長い記事に最後までお付き合い下さった読者の皆様も、本当にありがとうございました。もう、3月中はちょこちょこ加筆するぐらいで、しばらく更新しないと思います(笑)

 

最後に。様々な問題で揺れる日中関係。両国の友好を祈って丹精込めて描きました。ね、私絵上手いでしょ。読者の皆様が抱く、ほんまに絵上手いんか?という疑いはこれで晴らせたかと思われます。白先生に誉めてもらおうと思って頑張りました(不純極まりない動機)。

f:id:milk-doughnut:20190314233940j:image

疾風怒濤の三日目

f:id:milk-doughnut:20190311222306j:image

そろそろ読者の皆様も飽きてきたと思いますが、まだまだ続きます。西安ツアー3日目。

みんなに飽きられても記事書かなきゃ中国政府に消されるので仕方がない。アクセス数もなんとか回復。でもまだまだ粛清ライン

皆さまも、どうせ暇なんだったら4クリックぐらいしてからブラウザ閉じてくださいよ。そうじゃないと私死んじゃう。ね、これ約束。よろしくね()

 

1.朝

さて仕切り直して西安ツアー3日目。

朝7時、希望者は城壁近くで太極拳体験が出来る。ブログのネタ収集に余念がない私としては、参加する意欲は確かにあった。でも体が追いつかない。疲労が溜まりすぎた。現地ガイドの毛さんに関西人特有の「行けたら行く」戦法を使い、当然のように寝坊。関西人ルールを知らない毛さんは、どれほど困惑したことだろう。申し訳ないことをした。

9時ごろホテルを出て、 西安外国語大学へ(正しくは西安外事学院でした)。現地の学生と交流する。日本語の授業をご厚意から見学させてもらった。

f:id:milk-doughnut:20190311181143j:image

なんか難しいことやってる。。思えば切手買う機会なんて、なかなかないなぁ。

その後別室で交流。みんなすごく日本語上手。日本のアニメが人気で、NARUTOクレヨンしんちゃんが特に人気だった。意外。日本のお菓子をつまみながらしばし談笑。

f:id:milk-doughnut:20190311182613j:image

その後一番偉い人との記念写真をみんなで撮って、記念品交換。白先生がしっかり自分の著作を渡しててワロタ。さすが白氏、抜け目ない。有名な漢詩を優しく紹介してくれる名著ですので、良かったら大学図書館にでもリクエストしてみてください。

『詩境悠遊』 白雪梅/著

詩境悠遊 白雪梅/著 本/雑誌 - Neowing

 

2.昼

その後、大雁塔へ。塔は大慈恩寺の境内に建っている。

f:id:milk-doughnut:20190311205325j:image

三蔵法師と縁がある、この大雁塔。いつのまにか世界遺産なってるんすね。

なぜ雁?と思って調べると、

名前は、菩薩の化身として雁の群れから地上に落ちて死んだ1羽を、塔を建てて埋葬したことに由来する

Wikipediaより引用

ということらしい。流し読みすると、ふーんと納得しそうになるが、よくよく考えるとなんか変。

仮にも菩薩が地上に墜落するか?衆生を救うためにわざわざ落ちてきたってこと?それなら、またなんで雁の姿を借りたのか。うーん…情報も知識も乏しくてよくわからない。有識の方教えて下さい。

杜甫もここを登ったんだよなぁ…と思いながら見学。大慈恩寺の境内は割と広くって楽しい。

f:id:milk-doughnut:20190311211234j:image

大雄宝殿の御本尊。おそらく釈尊。記憶あやふやだが、多分、阿弥陀仏ではないはず。

マハーカーシャッパとイケメンのアーナンダらしき脇侍がおられますしね。十中八九、釈尊のはず。(でも自信はない。)

f:id:milk-doughnut:20190311211803j:image

お釈迦さまの誕生仏もありましたよ。「花まつりのうた」歌いたくなりますね(超身内ネタ)。写真だとわかりにくいが、ちゃんと7歩分、蓮の花が咲いている。かわいい。

 

3.夕方

みんなでチャイナドレスを着て、西安プロモーション会に出席。有難いお話を聞く。

f:id:milk-doughnut:20190311212531j:image

そろそろ夕飯。本日は餃子宴。

「千古風味華夏美食(千年続く中華のご馳走)」で名高い徳発長さんへ。鐘楼付近にある綺麗な老舗。

野菜餃子やら小籠包、水餃子など、どれも絶品。青島ビールを飲んでるお姉さんたちが羨ましかった。

中国は飲酒自体に年齢制限はなく(購買は18歳以上から)、私があちらで飲酒することは可能だったが、ビビりなので辞退。一応日本の法律に従っておきました。旅先なのに妙な生真面目さを発揮してしまって、いつも後悔するタイプ。一口ぐらい貰えばよかったかな。

f:id:milk-doughnut:20190311212933j:image

f:id:milk-doughnut:20190311212942j:image

焼き餃子は意外にも日本文化。本場中国では、茹でるか蒸すかの二択。美味しかったです。

 

4.夜

その後、毛さんの案内で回民街を散策。回族イスラム教徒)の情緒漂う繁華街。

f:id:milk-doughnut:20190311214328j:image

f:id:milk-doughnut:20190311214345j:image

ビャンビャン麺のビャンの字(写真下)難しすぎる。

驚いたのは、客引きが結構強引なこと。もちろん観光客に乱暴する人はいないけど、大声でアピールしたり、追いかけて来たりと、慣れてないと若干怖い。

団体はゆっくり進むので、パッと気になる屋台でスイーツを買って団体に戻ってくる猛者もいたが、私レベルの中国語じゃ難しかろうと思って見てるだけ。ロールアイスや核桃糖(飴菓子)など美味しそうなもの目白押し。

毛さんを軽くパシらせる結果になったが、露店で毛沢東トランプを10元で購入。

f:id:milk-doughnut:20190311214010j:image

毛沢東の生涯がトランプになった狂気の逸品。これで七並べすると最後壮観でしたよ。

ホテルへ戻るついでに、ちょっと遠回りして南門へ。城壁がライトアップされていてとても綺麗。

f:id:milk-doughnut:20190311214313j:image

f:id:milk-doughnut:20190311214539j:image

春節の名残で龍のオブジェ。三月末ぐらいまでお祝いするらしい。

23時頃ホテル着。K女史含むお姉さん方とトランプしてたら夜中1時を回る。4人で人狼ゲームもした。初日に狼を見つけないと村の負け、という厳しいルールだったが、だからこそ面白い。

第1戦目で初心者のふりして村を壊滅に追いやったら、第2戦第3戦と「鈴木は信用ならないやつだ」というムードが定着しててワロタ。市民だと言っても相手にしてもらえない。悲しい。まさに身から出た錆。

またみんなでゲームしたい。ホテルでの夜更かしって何であんなに楽しいんでしょうね。

 

 

よし。なんやかんやで三日目完。折り返し地点です。頑張れ私。

次回は青龍寺、碑林博物館などをリポートできたらなと思っております。

おいおい、また寺かよ。こいつ仏教絡むと、途端に記事長くなるから嫌なんだよ。誰が本尊でも変わらねえよ。興味ねえよ。もう飽きたよ。

とお怒りの読者様もいらっしゃるかと思いますので、先に宣言しておきます。次回の記事は長くなります。冗長も冗長。冗長の極み。

何故なら青龍寺、碑林博物館の図録を購入してしまったからであります。王羲之顔真卿の楷書、行書の癖をネチネチ考察したいですね〜。うふふ(変態)

ま、どうなるかは未定ですけどね。読み飛ばしてもいいのでクリックはして下さいね、冒頭での私との約束覚えてますか。一人最低でも4クリックですよ。よろしくお願いしますよ(圧)

恥の多い生涯

f:id:milk-doughnut:20190310122214j:image

西安ツアー2日目。

起床はまさかの6:30。

昨日紹介し忘れたが、ルームメイトはK女史。これからよく記事に出てくるので、わざわざ紹介画像まで書いた。ちなみに許可は取ってないので後で怒られる。うん、でもやりたかったからしょうがない。

f:id:milk-doughnut:20190310163756j:image
私より2つ年上のお姉さん。ショートカットがよく似合うクールなお姉様だと思ってたら、実際5%もまともなこと言ってない(気がする)。変人同士波長が合う。大好き。

 

1.恥の多い生涯

ホテルで朝御飯を頂いて、8時頃兵馬俑へ向けて出発。いつもならまだ寝てる時間なので意識朦朧。バスで揺られること40分。秦始皇帝兵馬俑博物館に到着。

f:id:milk-doughnut:20190310123522j:image

入館チケットを受け取って一旦お手洗い休憩。

おかしい。明らかに様子がおかしい。お腹からギュルギュル音がする。生来、胃腸弱の私はすぐにわかった。数十分後には下痢が来る

洋式便所に座りながら私は考えた。原因は何だろう。夕飯が合わなかった?お腹出して寝たのがダメだった?とにかく思い当たる節が多過ぎてよく分からない。下痢が来てしまえば30分は絶対動けない。でもここまで来たし兵馬俑は見たいよなぁ……どうすっかなぁ。

考え、考え抜いた結果、私はお腹に時限爆弾を抱えたまま、何食わぬ顔でツアーに戻ることにした。ええい、ここまで来たら、厚かましくも兵馬俑を一目見てから下痢の相手をしよう。それからでもきっと遅くないだろう。

f:id:milk-doughnut:20190310134249j:image
f:id:milk-doughnut:20190310134207j:image

悪寒に震えながら第1号坑で兵馬俑とご対面。おおー…すげぇ。……でもお腹痛ぇ…の感想以外出てこない。

「はいはい、すごいすごい。兵馬俑だよ。見た見た。もう見たから、ほら早くお手洗い行こうよ。」と脳内の悪魔が囁く。

「ダメだよ!こんなに皆が夢中になってるときに水を差すようなこと言えないよ!もうちょっと我慢しようよ!」と脳内の天使。

どうすっかなぁ……。私は凡そ正常な思考判断ができない状態であったので、訳もわからず悪魔と天使どちらの意見も採用、折衷して「水を差さないように、黙ってお手洗いに行く」という団体ツアーでは特にタブー視される無言単独行動に打って出たのであった。

見つからないようにコッソリ団体から離れ、近くのお手洗いへ。途中の自販機で5元のミネラルウォーターを買って、すぐに痛み止めを服用。段々落ち着いてくる。

あと10分ぐらい安静にして、人知れず団体に紛れ込もうかと思ってたら、遠くのほうから「鈴木さぁぁーん」の声。あぁ、見つかってしまった。みんなに迷惑掛けてしまった。その申し訳なさと、自分の浅はかさが酷く恥ずかしくなってなかなか返事ができない。

また「鈴木さぁぁーん」の声。確実に近づいて来ている。引率の白雪梅先生の声だとわかった。先生ほどの作家さんにご足労をお掛けしたなんて……ますます血の気が引いてくる。こうしちゃいられないので「はーーぁい…」と個室の中から蚊の鳴くような声で返答。白先生その声に気づいて「よかったデス。お腹イタイですか?」と扉越しに心配してくれる。御迷惑をお掛けしたのに怒らない白先生の懐の深さに恥じ入って、まともに顔向けできない。10分後、体調全快し、団体に合流。K女史も私の過ちを咎めずに心配してくれる。情けないったらありゃしない。穴があったら、すかさず入って兵馬俑の1つとして整列したい気分だった。

 

2.オカルティック

慌ただしく見学を終えて、お次は兵馬俑博物館から西へ約1.5km、秦始皇帝陵へ。両者の位置をわかりやすく整理すると下図のようになる。

f:id:milk-doughnut:20190317174159p:image

始皇帝の陵墓を守る副葬品として、兵馬俑が作られたことがよくわかる位置関係。

1号坑(歩兵)、2号坑(弓、騎兵、戦車)、3号坑(最高司令部隊)と、秦軍の構成が忠実に再現されているらしい。

いやいや、この布陣だと、東からの敵にしか対処出来ねえじゃねーか!とか私に言わんで下さいよ。一通り調べても、よくわからんかったです。私の脳みその出来じゃ理解出来ない、何か素晴らしい理由があるのでしょう。例の如く、有識の方に教えてもらいましょ(他力本願)。

5月7日筆者追記

f:id:milk-doughnut:20190507102332j:image

どうやら本当に東からの敵に備えるのみでよかったらしい(敵が東にしかいなかった)。

西方にも諸々の少数民族がいるはずなんですが「あいつら弱いから西からは攻めてこんやろ」って感じなんスかね。強気。

f:id:milk-doughnut:20190310172057j:image

さてさて、写真奥の山みたいなものが始皇帝陵。

すごく整備されている。整備して観光地にするぐらいなら地下を掘れよと思うが、出土品を完璧に保全出来るだけの技術も資金もないのだろう。未だ始皇帝陵の地下宮殿は手付かずである。

私のようなオカルト好きは史記

「水銀を以つて百川・江河・大海と為し、(略)上は天文を具え、下は地理を具え、人魚の膏*を以て燭と為す」司馬遷史記」始皇本紀第六より引用

* ここでの人魚の油はもちろん、マーメイドの油ではなく鮠(はや)の油とするのが一般的。マーメイドだったらなぁ…と妄想せざるを得ない。

という半ば伝説のような記述を信じてみたり懐疑してみたりと忙しいが、最近の考古学的成果では「ほぼ真」とするらしい。1980年代の調査で水銀の蒸発が確認されたとも言う(浅学にてソース不明)し、まだまだロマンが詰まってる印象。

大仙古墳も(ほんの僅かだけど)掘ったんだから、日光東照宮始皇帝陵もチンギス・ハーンの墓も掘らせて下さいよ。ね、いいじゃん。歴史のミステリーがまた一つ解けるんだから!盗掘されてるかもしれないけど掘ってみたいじゃないすか。

私が死ぬまでに掘らずとも内部を可視化できる機械が出てくればいいんですけどね。でもまぁ、好奇心は猫をも殺すと言いますしね。はてさてどうしたものか。

 

3.テーマパーク化

f:id:milk-doughnut:20190310193056j:image

お昼御飯を頂いて、いざ華清池へ。

華清池は『長恨歌』にも登場する、玄宗皇帝と楊貴妃のロマンスの地であります。その他にも張学良が蒋介石を軟禁した西安事件の舞台でもあって胸踊る。


f:id:milk-doughnut:20190310193455j:image

f:id:milk-doughnut:20190310193703j:image

極楽浄土かと見紛うほどの絶景。ステキ。私もこんな別荘欲しい。

細い腰をくねらせ、色っぽい楊貴妃像。彼女は果たして幸せだったのかなぁ、と石像を見ながら妄想。

wiki読んでる限りじゃ、玄宗の気を引くためにあれこれ駆け引きしたりして楽しそう。そこそこ幸せだったんだろうなぁ。

それにしても旦那のお父さんと再婚って、、、と現代人の感覚ではドン引きしてしまうが、現地ガイドの毛さん曰く「ワタシたち漢民族じゃ考えられないネ。やっぱりチョット(少数民族と)価値カンが違いマス。」とのこと。唐を建国した李氏は鮮卑系の少数民族だったんですね。

楊貴妃の最期については悲劇的に語られることも多いが、ここはやっぱりオカルト的に「楊貴妃日本亡命説」を紹介したい。

史実では、安史の乱の混乱の最中、長安から50kmほど西、馬嵬駅付近で高力士によって縊殺された、とするが、日本各地に楊貴妃伝説が存在する事実は見過ごせない。

埼玉、和歌山、京都、山口、熊本と全国各地。有名どころは山口県長門市油谷町二尊院さん。楊貴妃伝説を完全にビジネス化しておられます。でもまぁ、その根拠となってる古文書が1766年成立なので、うん、、まぁ、、若干アレですけどね。ネチネチそのあたり突っ込むと地元民に怒られそうなのでこれ以上は控えて、と。

長門市HPが丁寧にイラスト付きで説明してくれてて、わかりやすい。興味深いので是非飛んでみてください。楊貴妃伝説 - 長門市ホームページ

f:id:milk-doughnut:20190319164501j:image

長門市HP読んでくれた読者様向けに追記)向津具半島西に存在したらしい唐渡口は見つけられず。清凉寺側に天請寺(二尊院)と仏像を分け合った云々の記録なし。現在二尊院に伝わる阿弥陀如来像、釈迦如来像は鎌倉時代に作られたもの。二尊院は地図中「楊貴妃の里」に隣接。

f:id:milk-doughnut:20190310194146j:image

話が際限なく逸れたので戻して。海棠の形をした楊貴妃専用の湯船。建物はごてごて極彩色で復元するくせに、ここだけはそのまんまかいなと拍子抜け。玉とかで彩られてた当時の様子は己の足りない想像力で補ふべし、何から何まで甘えるな、ということか。おそれ炒り豆。

 

4.この辺、記憶ほぼない

夕飯後、ショーを見る。則天武后のショーらしいが、中国語よくわからず。中国雑技団みたいな躍りが延々続く。展開早くて見飽きない。

f:id:milk-doughnut:20190310195035j:image

生演奏パートもあって、胡弓なのかな、二胡なのかな、引いてる人おられました。美しい音色。でもとにかく疲れて疲れて、もう眠い。21時頃ホテル着。ホテル周辺を散策しようとのお誘いもあったのだが、K女史も私も即爆睡。疲れてた。

 

 

2日目完。

書くだけなのに疲れた。弱音吐くぐらいならもう書くな!とか言われそうだが、書かなきゃ消されるので書くしかない。かなり大雑把に書いた記事なので、後日ちょこちょこ加筆修正します。おい!変わってるやんけ!と驚かないで下さいね。

それではまた次回。次回は大雁塔と回民街の様子をお届けできたらなと思います。

阿婆擦れ女の本懐

f:id:milk-doughnut:20190309162042j:image

皆様お久しぶりです。怪しい宗教に勧誘されて以来ですね。あれから記事の更新がパタリと止まっていたので、まさかあいつ入信したんじゃないだろうかと要らぬ心配をお掛けしたかもしれません。いつも通りぼんやりしてたら3月になってただけです。すいませんでした。

さてさて。今回無理してカッコつけて漢字で「阿婆擦れ」と題名に入れてますけど「アバズレ」のことです。京都人が「せやけど私、アバズレ女やさかい、、」と前置きした際、その言わんとする意味は「私、厚かましい女だから遠慮とかしないんですけど、ほんとにいいんですか?」のニュアンスです。大方は。

この前、他府県出身の女の子に「え、鈴木さんってアバズレなの!?意外すぎる」と言われ、よくよく問いただしたら普通は「男関係が荒い」とか「不貞なこと」を指すらしいっすね。初耳。私のような深窓の令嬢には縁がなかったお言葉ですわね。オホホホホ

いやお前のどこが令嬢やねん!と、普段の私を知る読者様から総ツッコミを頂きそうな冗談は置いといて。

とにかく私は、世にも稀な「超アバズレ女」ですので、旅行もできることならタダの方がよいし、他人のお金なら尚のこと宜しい。そして今回、満を持して、他人のお金で中国へ!めちゃ嬉しい!これぞまさにアバズレ女の本懐!

今回の訪中は京都府の女子学生の中で、特にSNSに強くて、中国での体験をより多くの人に共有してくれそうな、そんな学生を選抜した4泊5日の西安ツアー。

でも何でワタシ選ばれた?ブログサイトを運営してるから?でもこんな辺境中の辺境サイトですよ?一日の平均アクセス数は一桁ですヨ?後日「見込みよりも拡散力が低かったので」とかいって中国政府に消されやしないだろうか。怖い。

5日間の中国旅行をいつもの調子でグダグタつらつら書くと確実に3万字越えますので今回は何個かの記事に分けてダラダラ書きます。

はぁ!?いや、まとめろよ!どうせ大したこと書かねぇだろ!記事何個にも分けてアクセス数伸ばそうとしてんじゃねぇよコラ。お前ぇのうっすい下心なんぞ、こちとら見え透いてんぞ、オラオラ、なめんじゃねぇよオラ

と一部の口汚い読者様からオラハラを受けるとしても私はこの計画を完遂致す所存であります。うるせぇ、アクセス数悪かったら消されるんだよオラオラ

さてさて次から本編です。前振り長いのはもう慣れてください。いつもすんません

 

1.ビジネスクラスの罠

f:id:milk-doughnut:20190309145304j:image

関西国際空港から西安咸陽国際空港まで四川航空の直通便に乗る。

チェックインカウンターがまさかのビジネスクラスだったので、みんなそわそわ。「えっ、私ビジネスクラス初めてなんだけど」「中国政府お金持ちー!」なんて声が飛び交う。私も興奮しながら荷物を預けて搭乗券を貰う。

f:id:milk-doughnut:20190309145825j:image

一番上にエコノミーの文字。

うん、知ってた。空騒ぎしてほんとにごめんね。みんな急に無言になる。

 

2.エコノミーの罠

なんとか保安検査場を通過して搭乗口へ。

f:id:milk-doughnut:20190309150237j:image

ちょっと天気怪しかったが、問題なく離陸。

座席間隔は狭め。体感30cmあるかないか。

f:id:milk-doughnut:20190309150849j:image

でもその分、座席下の空間が広くって結構足を伸ばせる。でも4時間のフライト時間を考えると、やっぱり狭いかなぁ。こうやって自費でもないのにグチグチ言うから、また色んな人から睨まれるんですよね。はい、すみませんでした。以後気を付けます。

f:id:milk-doughnut:20190309150919j:image

しばらくすると機内食が運ばれてくる。これがね、ほんとに美味しくない(舌の根も乾かぬうちに愚痴る)。どうしようもない。

左上のケーキは保健室の消毒液の風味が口一杯に広がるし、白ご飯の右、白身魚の煮付けは甘過ぎる。どうしようもないので、泣く泣くごめんなさいする。

f:id:milk-doughnut:20190309151357j:image

夕方に西安咸陽国際空港に到着。すぐに喉が乾燥し出して焦る。のど飴なんて持ってきてない。マスクをするも、改善しない。結局、最終日まで喉の乾燥に苦しむことになる。

 

3.ホテルの罠

入国審査も、私の無言の圧に耐えかねたのか、やや苦笑い気味にゲートを開けてくれたので突破。だって知らねぇ単語で捲し立てられても、わかんねぇもん。全部真顔で「(yes)」て答えました。

f:id:milk-doughnut:20190309152017j:image

空港で現地ガイドの毛さんと合流。山川日本史教科書を空き時間に読んでる勉強家の毛さん。日本語めっちゃ上手。

入国審査カードの滞在先には、旅のしおりに書いてあった通り「紫金山城酒店」と記入したが、毛さん開口一発目から「じゃ、コレから皆サンは、ホテルに向かいますネ。皇城豪門酒店デス。」とか言い出す。

あっれれ~~??おかしいぞぉ(コナン風に)

ホテル、しおりに書いてあるのと違うやんとプチパニック。私のバイブルである「世界の歩き方」で調べると5つ星相当のホテルらしい。紫金山城ホテルが4つ星だったので、謎のグレードアップ。ワロタ。まぁグレードアップならいい。チャイナはそのへん結構アバウト。

 

4.もはや接待の罠

ホテルの前に晩御飯。ドアtoドアで案内されたお店は西安城壁内の「陽光大劇院」。後日調べたら名前の通り、中に劇場があるらしいすね。今回はお食事だけ頂きました。

f:id:milk-doughnut:20190309153324j:imagef:id:milk-doughnut:20190309153433j:image

めちゃめちゃ豪華絢爛。食事も野菜が多くて美味しい。何よりコカ・コーラが出てきて大はしゃぎ。ツアー参加者のなかで、1回生の私は下っぱなので、コーラガブガブ飲んでるとお姉さん達に白い目で見られる。でも気にしない。写真手前の、一見すると緑の蒟蒻の炒め物、実はレタスの茎らしい。中国人がレタスの茎ばかりを好んで食べるため、品種改良の結果、中国レタスはこんな姿に。

f:id:milk-doughnut:20190309154630j:image

茎レタス/セルタス(Celtuce)/ステム・レタス(Stem Lettuce)/サンチュ/萵苣筍(ウォ・ヂュ・スン)/萵笋(ウォ・スン)/山クラゲより画像引用

ワサビみたい。でも美味しい。なんかサクサクした食感。

お腹いっぱいになって、またドアtoドアでホテル着。絶対私みたいなぺーぺーが泊まってはいけないような威圧感ある佇まい。もはや接待の域に到達していてドン引き。でも嬉しい。

f:id:milk-doughnut:20190309155009j:image

f:id:milk-doughnut:20190309155025j:image

部屋も素敵。なぜか部屋には間接照明しかないので、雰囲気が何となくエロい。いや、ムーディーというべきか。でも、おぼこい私の肌には合わず、なんか部屋暗ぇなぁと思ってしまう。色気がない自分に落胆。

 

 

1日目これにて終了。キリがいいので記事もここで一旦終了。

まだまだ続きますので皆さまも覚悟を決めてお付き合いください。次回は兵馬俑と華清池リポートがメインになると思われます。宜しくお願いします。